専門的かつ広範な開発分野に
モチベーションは尽きない
Y.T.
- 新卒入社
- 技術系職種
- 研究
- 理系
- EV
製品技術研究所 研究第3部
数理物質科学研究科 化学専攻修了
2016年入社
製品技術研究所 研究第3部
数理物質科学研究科 化学専攻修了
2016年入社
入社後、研究第3部(現研究第2部)に配属され、ワイヤレス給電の研究開発を担当。3年目に研究第1部へ異動し、インバータの研究開発を推進。5年目に現在の部署に異動し、E-Axleの回路設計や要素部品開発に取り組んでいる。
合同会社説明会に参加してニデックを知りました。そこでわかったのは、動くものには必ずモータが入っており、ロボットや車、ドローンなど様々な製品の電動化によって会社が今後ますます伸びるであろうということです。ニデックがこれから他社との一層の差別化を図っていくのであれば、自分が学生時代に学んでいた材料化学で大いに力を発揮できるだろうと考え、研究開発職を志望して入社を決めました。
私が所属する研究第3部はニデックのトラクションモータシステム「E-Axle」の構成部品のコストダウンを検討しており、私はフィルムコンデンサや回転角度センサ、インバータ回路などを担当しています。それらの電気的な仕様を満たすだけでなく、材料選定や構造、ソフト補正にも工夫を凝らすなど、回路ブロック全体で安価になる設計を開発メンバーと協議しながら試作評価まで行っています。個々の業務案件に対してはE-Axle搭載までの技術的課題を洗い出し、課題の評価基準や評価方法を決定。研究所内で簡易評価を行って設計の妥当性を検証した後、開発部隊と連携して実際にE-Axleに搭載して最終的な検証を進めます。
学生時代に専攻していた化学と入社後に学んだ電気回路の知識を活かし、社内外の幅広い分野の専門家と議論しながら課題解決していくことがやりがいです。そのたびに自分に新しい知識が増え、次の仕事に活かすことができるのも楽しいですね。中国メーカーの技術者と議論した際には、スピード感や仕事の進め方など文化の違いを体感して非常に刺激を受けました。ニデックの研究所では自分が習得した知識を基に新規の研究テーマを企画し、関係者と整合しながら進められるので、モチベーション高く仕事に臨んでいけます。
今日は自動車の電動化によって急速にEVが普及している状況です。
私はそのような中で部品の要素開発を確実に進め、ニデックがつくるE-Axleの競争力向上に少しでも貢献したいと考えています。
若手でもやる気がある人にチャンスが与えられるのがニデックです。大学で特にモータを研究していない人でも、OJTでその知識をしっかり身に付けることができます。化学専攻出身の私の場合、入社当初は電気分野の知識が乏しく苦労した場面もありましたが、今振り返ってみると学生時代に異分野を専攻していたことが自分の強みになっていると感じています。
作業を始める前にTo Doリストをチェックし、業務を確認
サプライヤからのメールを確認、必要であれば電話で簡易ミーティング
メンバーと報告事項を共有し業務を進める
研究所の食堂でランチ
試験室に移動してその日に予定された試験を行う
データ整理を行い、サプライヤや他チームとのディスカッションで使用する資料を作成
残業のない日は夕食の買い物をしてから帰宅
趣味は料理と旅行です。帰宅後は毎日自分で料理を作り、おいしく食べて気分転換しています。また、コロナ禍になる以前は長期休暇の時に海外旅行へよく行っていて、外国のきれいな街並みや自然の写真を撮影してリフレッシュしていました。