- 会 社 名
- 日本電産株式会社
- 代表者名
- 代表取締役社長執行役員 関 潤
- 取 引 所
- 東証一部(6594)
- 所 在 地
- 京都市南区久世殿城町 338
- 問合せ先
- 広報宣伝部長 生島 志朗
- 電 話
- (075)935-6150
当社子会社である、日本電産マシンツール株式会社がマシニングセンタの新製品「MVR-Cxシリーズ」を発売いたしましたので、 別紙の通りお知らせいたします。
日本電産マシンツール発足後初となる新製品「MVR-Cx」発売 大形工作機械事業拡大への第一弾
会 社 名 | 日本電産マシンツール株式会社 |
代表者名 | 代表取締役社長 若林 謙一 |
所 在 地 | 滋賀県栗東市六地蔵 130 番地 |
◆新製品投入でラインアップ拡充
◆大物部品加工の幅広い市場ニーズ対応
日本電産マシンツール株式会社(社長:若林 謙一、本社:滋賀県栗東市)は、8 月 2 日の日本電産株式会社傘下になった後、初となる新製品発売として門形マシニングセンタの「MVR-Cx シリーズ」を市場投入します。当社は2026 年 3 月期の売上高 1000 億円を掲げ、その中核事業として大形工作機械事業を拡大していきます。MVR-Cx シリーズは、その第一弾と位置付け、10 月 12 日(火)~15 日(金),18 日(月)~20 日(水)に当社本工場に新設した大形工作機械のショールームで開催する「新製品内覧会」で初披露、販売を開始します。
MVR-Cx シリーズは、製缶構造物などの一般大物部品加工において、一品物や多品種少量生産を効率よく行うシンプルで使いやすい機械です。仕事を受けてから製品を出荷するまでの生産時間の大幅な短縮をする、新開発の操作支援機能「Nidec Navi」を標準搭載。一品物や多品種少量生産で時間を要していたプログラム作成やデバッグ、加工前の被加工物の芯だしなどの加工初期設定を簡単にする、豊富なオリジナル画面を用意しました。プログラムの作成はガイダンスによる操作の容易化を図ったほか、簡易衝突防止機能(opt.)も準備し、機械操作が初めての方に使いやすいように作業性を高めています。また、機械トラブル発生時には、3D ビジュアルガイダンスを操作画面に映し出し、復旧までの一つひとつの動作支援や、当社独自の IoT プラットフォーム「DIASCOPE」の標準搭載で、当社サポートセンターからお客さま工場の設置機にリモートでアクセスして機械の状態を把握して、モニタ情報に基づき迅速なサポートを行います。
主要構造体は、オール鋳物化と熱対称構造を採用することで安定した加工を実現します。主軸最高回転速度は4,000 回転/分と 6,000 回転/分(opt.)で、製缶構造物の内側に入り込みやすい円筒形のアタッチメントを標準仕様にしました。また、主軸およびアタッチメントの潤滑にはグリースを用い、供給用エアの削減などエネルギーコストを大幅削減します。そのほか、設置場所の大小を問わない組立構造とし、15 トントラックでの搬入や狭小間口への設置を可能としました。
MVR シリーズは 2003 年の発売以来、高い精度および生産性で好評を博し、金型、産業機械、建設機械や半導体製造装置などの幅広い現場への納入実績を有します。MVR-Cx は、製造業を取り巻く環境変化を捉え、経験のない方にも簡単に操作でき、生産性向上に寄与します。
日本電産マシンツールは、今回の新シリーズ投入を皮切りに、既存ユーザの設備更新ニーズに応えると共に、新規ユーザの積極開拓に取り組んでいきます。
本件に関するお問合せ先:日本電産マシンツール株式会社 代表電話:077-553-3300 |