- 会社名
- 日本電産株式会社
- 代表者名
- 代表取締役社長執行役員 関 潤
- 取引所
- 東証プライム(6594)
- 所在地
- 京都市南区久世殿城町338
- 問合せ先
- 広報宣伝部長 生島 志朗
- 電話
- (075) 935-6150
日本電産株式会社(以下、当社)は 5 月 16 日付けで「半導体ソリューションセンター」(以下、同センター)を設立いたします。
【同センター概要】
・所在地: | 神奈川県川崎市幸区新川崎 2-8(中央モーター基礎技術研究所内) |
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・所長: | 大村 隆司 |
・事業内容: | 1)半導体サプライヤーとの強固なパートナーシップの構築 2)地政学リスク等の有事に備えて、グループ内調達を含むサステナブルな半導体サプライチェーンの確立 3)半導体とモータのシナジーによる高付加価値ソリューションの提供 |
【同センター設立の背景と目的】
不安定な世界情勢やコロナ禍、自然災害に端を発した半導体不足は 2022 年中にやや改善が見込まれているものの、世界的な需要増やコロナ禍による生産への影響等によって、半導体産業を取り巻く環境はこれまで以上に先が見通しづらい状況になっています。当社が新たに設立する同センターは、サプライヤーとの戦略的パートナーシップを築き、あらゆるリスクに対応できるサステナブルな半導体サプライチェーンを確立することで、当社製品の安定した生産と供給を実現していきます。更に、主要半導体を内製(開発・製造委託を含む)することにより、地球環境の保全に貢献する高付加価値インテリジェントモータ・ソリューションを提供します。
代表取締役会長(CEO)永守 重信コメント:
10 兆円企業を目指す当社にとって、半導体の安定供給が極めて重要な課題であり、今後、半導体の開発から安定調達まで一貫した半導体戦略を強力に推進し、皆様の期待に応えてまいります。
当社は世界 No.1 の総合モーターメーカーとして、既存モータ事業と同センターが担う半導体ソリューションとのシナジー効果により、これまで以上に高効率で安全な製品を提供し、地球環境の保全にも貢献し、当社の企業価値を向上させてまいります。
代表取締役社長執行役員(COO)関 潤コメント:
当社が進める部品/部材の内製化において半導体は重要な鍵となり、半導体の内製化が実現すれば今後の成長の柱である E-Axle の「超垂直統合」が可能になります。
また、その他の当社製品についても「品質、コスト、納期、スピード、サービス、差別化」が可能となり、サステナブルな事業展開を実現し、当社の製品がより良い社会発展に寄与できるものと確信しております。引いては、当社製品を採用いただいているお客様と、更なる強固なパートナーシップを構築してまいります。
執行役員(副 CTO)大村 隆司コメント:
半導体によるモータ事業のインテリジェンス化は、10 兆円企業になるための柱であると確信し、2月に入社しました。
今、Nidec グループの中での半導体ソリューションに対する期待の大きさを実感し、One Nidec として「すぐやる・必ずやる・出来るまでやる」の当社精神の下、半導体ソリューションを推進すべく、その一歩である組織新設を実現したことに大きな希望と使命感を抱いています。今後、私自身が率先して「情熱・熱意・執念」を持って本課題に取り組み、お客様・パートナー・サプライヤーの皆様とグローバルエコシステムを構築してまいります。
当社は今後も「世界 No.1 の総合モーターメーカー」として世の中に無くてはならない製品を世に送り出し続けてまいります。