会社名
日本電産株式会社
代表者名
代表取締役会長 永守 重信
取引所
東証一部(6594)
問合せ先
広報宣伝部長 生島 志朗
電 話
(075)935-6150

~ ものづくり人材の育成を目的とした日本初の高大産連携協定の締結 ~

京都市立京都工学院高等学校(京都市伏見区 砂田浩彰校長)、京都先端科学大学(現:京都学園大学 京都市右京区 篠原総一学長2019年4月より大学名称変更予定)と日本電産株式会社(京都市南区 永守重信代表取締役会長)は、「ものづくり人材の育成」を目的としたはじめての高大産接続プログラム実施に関する協定を締結しました。高校、大学、企業のそれぞれが強みを生かし一体となって、これからの時代を支える人材の育成を、京都発で進めてまいります。

■目的

世界で活躍できる技術者の育成は急務です。しかしながらこれまでのような、技術人材育成を大学からスタートするのでは遅すぎ、世界で後塵を拝する危機感を大学、企業は感じています。解決策の一つとして、工学系を有する高等学校との連携を進める高大産接続プログラムの実践があります。このたび、京都工学院高等学校、京都先端科学大学(現:京都学園大学)、日本電産が連携し、長期的視野でのづくり人材の育成に取り組みます。

グローバル化の進展や技術革新に伴い、社会構造が急速かつ大きく変化する予測困難な時代において、新たな価値を創造できる人材の育成やイノベーション創出に向けて文部科学省が進める「高大接続改革」、「産学連携」の理念を取り入れ、世界で活躍するものづくり人材の育成を同じ京都にある高校、大学、企業が一体となって集中的に進めるプログラムになります。

連携事業(予定)

(1) 日本電産や京都先端科学大学(現:京都学園大学)からの講師派遣を通じた高大産接続特別講義等の推進
(2) 高大産接続による共同研究の実施
(3) 京都先端科学大学(現:京都学園大学)による体験授業の受け入れ、日本電産によるインターンシップや施設見学の受け入れ
(4) 高大産一貫しての、グローバル社会で活躍する技術系人材育成モデルの構築

■それぞれの役割

京都工学院高等学校:大学・企業と連携を進めることで、生徒のキャリア意識の向上とモチベーションアップを図り、進路希望の実現につなげていきます。

京都先端科学大学:(現:京都学園大学)2020年の工学部設置に向けて、産業界が求める技術系即戦力人材を育成する一貫教育プログラムを構築します。

日本電産:次代を担う学生に、高校・大学という早い段階から最先端の技術や製品並びにグローバルに活躍する技術者に直接触れる機会を提供し、地域から世

界に羽ばたくものづくり分野の優秀な人材の育成及び輩出に貢献していきます。

■三者の現状の取り組み

(1) 日本電産株式会社本社への企業見学と特別講演会

(2) 京都先端科学大学(現:京都学園大学)の協力の下、京都工学院高等学校が実施するフロンティア理数科「科学技術基礎」での、日本電産シンポ 岡村貴句男顧問(旧洛陽工業高校 現京都工学院高校 OB)による講義