社会に「もっと」を
もっと低振動に
モータが回転すれば振動が発生する。回転数が上がれば振動は大きくなる。サーバのファンは、少し前まで5000回転/分で十分だったが、処理能力が向上し発生する熱が増えた現在は2万回転/分に達している。「より高速な処理を」「より大容量のデータ通信を」。高度IT社会を望む声に、NIDECはわずかなガタやゆるみも許さない精度へのこだわりと、振動を打ち消す革新的な技術の構築で答えを出す。
低振動のソリューション事例
パワーステアリング用の小型高精度モータ
限られたスペースに格納できるパワステ用小型高精度モータで、安全・快適なドライブに貢献。
自動搬送ロボット駆動モジュール
高精度、高効率、低コストの自動搬送ロボット用駆動モジュールを開発。
ヘリウム封入HDD
気流抵抗を下げてディスクの振動を低減。ディスクの書き込み/読み取り精度の向上と低消費電力を達成しました。
パワステモータ第1~第3世代
NIDECは長年にわたって培ったモータ設計、制御、そして量産技術を投入し、高性能EPSモータを開発・生産しています。そのパワステモータ第1~第3世代の開発ストーリーです。
ヘアドライヤー用AC/DC電源回路+ブラシレスDCモータユニット
ユニバーサルモータからブラシレスDCモータへ置換、ヘアドライヤーの大幅な小型・軽量化を実現しています。
ブレ補正機構「TiltAC」
アクチュエータを精密制御し、スマートフォンカメラの性能を最大限に活かすブレ補正機構。
低振動を実現するNidecの技術力
FDB(流体動圧軸受)技術
NIDECでは、流体動圧軸受の開発・製造にいち早く着手し、HDDの高容量化、静音化を大きく加速させています。私たちはFDBを使用したHDDスピンドルモータ量産の先駆者です。
自社で構築したCAE技術
流体動圧軸受の最適構造を探索するために社内でモデリング技術と解析ソフトウエアを開発しました。
革新的モータの基礎技術
高トルク密度化、低騒音・低振動化など、革新的モータ開発のための基礎技術を研究しています。
サブミクロンレベルの精密加工技術
HDDモータ・世界シェアNo.1を実現した精密加工技術は、NIDECグループのものづくりを支える基幹テクノロジーです。
最適なモジュール・ユニット開発を実現する高度CAE技術
連成解析や最適化設計技術の導入によって開発スピードが向上。増加している高度なモジュール・ユニット設計ニーズにも対応します。
ラピッドプロトタイピング
研究開発期間・プロセスの短縮、コスト削減に寄与し、顧客ニーズを上回る迅速な研究開発を加速させます。