2024年7月4日、ニデック新川崎テクノロジーセンターにて、近隣の川崎市立日吉中学校の2年生2名を対象に職場体験を実施しました。

日吉中学校では、実際の職場や仕事を体験することで、働くことの大切さや大変さ、社会人としての礼儀作法・マナー・言葉づかいなどを学び、自己の将来をより具体的に考えることを目的として職場体験を実施されています。当社はこの趣旨に賛同し、研究所運営に関わる様々な業務の体験を通じて、次世代を担う若者にモータやものづくりに関心をもってもらいたいという想いから、受入を行いました。

午前は会社紹介や実験室をはじめとする館内ツアー、コイルモータづくりを、午後はプログラミング体験や3D CADソフト・3D樹脂プリンターを用いたオリジナルの名前入りプレートの製作、職場インタビューなどを実施しました。

はじめは緊張した様子でしたが、所員とのコミュニケーションを通じて徐々に打ち解け、プログラム後半の職業インタビューでは、研究員に積極的に質問するなど、熱心に取り組む姿が見られました。また、コイルモータづくりではお互いに助け合いながら完成させ、チームで仕事をする大切さも学んでいただきました。一連の体験を終えて、「館内ツアーや仕事体験を通じて会社についてとても知れた」「プログラミング体験で自分が設定した通りに動かすことができ一番楽しかった」といった感想とともに両名から「大変満足」との声を頂きました。

今回の体験がきっかけでものづくりの仕事を志し、実際に当社の制服に袖を通す方が出てくれば!と期待しております。

今後も当研究所は、社会の一員として地域に根ざした活動を行ってまいります。