日本電産中央モーター基礎技術研究所は、エバーグリーン・マーケティング株式会社(以下、EGM)が提供するトラッキング付非化石証書※1を活用した実質再生可能エネルギー100%となる電力を2020年8月1日より導入します。
EGMから調達する電力は、波崎ウィンドファーム風力発電所と南アルプス太陽光発電所から調達したFIT電気※2に、これらの発電所のトラッキング付非化石証書を付加した実質再生可能エネルギー比率100%の電力です。再生可能エネルギー比率100%の電力を調達することにより、中央モーター基礎技術研究所の電力消費に伴うCO2排出はゼロとなり、年間約700トンのCO2排出量削減効果が見込まれます。
<再生可能エネルギー100%電力の調達スキーム>
日本電産グループは脱炭素社会の実現を目指し気候変動対策に力を入れています。2019年4月からはSMART 2030プロジェクトを始動させ、事業を通じて直接排出する温室効果ガス、および他社から供給された電気や熱を使用することで間接的に排出する温室効果ガスの総量を、2030年度に2017年度実績比で30%削減する目標を掲げています。今般の再生可能エネルギー電力の導入は本プロジェクトの一環であり、今後も脱炭素社会の実現に寄与できるよう様々な施策を実施してまいります。
※1 非化石証書
CO2を排出しない再生可能エネルギー発電や原子力発電由来の電力が持つ環境価値を証書化したもの
※2 FIT電気
固定価格買取制度(FIT制度)によって買い取られた、再生可能エネルギー電源を用いて発電された電気