1月29日、京都府相楽郡精華町の当社生産技術研究所は近隣の精華町立東光小学校の5年生108名を対象に環境出前授業を開催しました。

精華町は「科学のまちの子どもたち」プロジェクトとして、①地域コミュニティの再生(けいはんな学研都市に立地する研究機関・企業と地域住民との交流・連携を推進する)と、②地域の子どもたちの教育(けいはんな学研都市で暮らし、学ぶ子どもたちの科学に対する興味や好奇心を育てる)に主眼を置いた取り組みを実施されています。生産技術研究所はこの趣旨に賛同し、クリップモータ作りを通じてものづくりの楽しさや環境の保護、そして当社に関心を持ってもらいたいという思いから出前の環境授業を初めて開催しました。

当日は参観形式で保護者の方も講義やモータ作りに参加されました。最初は作ったモータが上手く回らない生徒もいましたが、当社社員の指導により最後は全員のモータが勢いよく回り、生徒たちの笑顔や歓声があちこちで聞こえました。
生徒の皆さんからは「楽しかった」「もっと体験したかった」「モータが回った時はドキドキした」などのコメントがありました。また、後日「(日本電産サンキョースケート部のニュースを見て)この間来てくれた人たちの会社がテレビに出ていたよ」と小学校の先生に報告してくれた生徒もいたようです。

授業を受けた生徒たちが将来、モータや科学の分野への関心を深めながら、環境と調和した社会を創造してくれることを願っています。

     

クリップモータ作りの様子