12月6日~7日、日本電産中央モーター基礎技術研究所は、神奈川県川崎市立南河原中学校の2年生6名を対象に職場体験を実施しました。
南河原中学校は、生徒が自身の進路を考えることや働くことの厳しさや喜び、社会のマナーやルールを学ぶことを目的に、毎年近隣各施設の協力を得て職場体験を実施しています。当社はこの趣旨に賛同し、研究所運営に関わる様々な業務の体験を通じて、次代を担う若者にモータやものづくりに関心をもってもらいたいという思いから、昨年度に続き今年度も南河原中学校の生徒を受け入れました。
2日間の職場体験プログラムでは、クリップモータづくりや無響室での騒音測定、X線CTスキャンでの製品内部構造の分析、3D CADソフトを用いたモータの立体図面作成、モータ制御(プログラミング)などの技術系職種の仕事体験に加え、経理や総務といった事務系業務、当社ポリシーに基づく職場パトロール活動も体験いただきました。
生徒の皆さんからは「クリップモータづくりは銅線の削り具合で回るか回らないかが変わる点が難しかった」や「プログラミングは難しかったが、どうすればうまくいくかを試行錯誤したことが面白かった」「経理の仕事は数字ばかりで難しかった」などの感想をいただきました。
当研究所は今後も社会の一員として地域に根ざした活動を行ってまいります。
クリップモータづくりの様子
職場パトロールで整理整頓・清掃清潔をチェック