7月3日、神奈川県川崎市の日本電産中央モーター基礎技術研究所において、川崎市立日吉中学校の2年生6名を対象に職場体験を実施しました。
  

日吉中学校は進路学習の一環として、毎年近隣の事業所で職場体験を実施されています。研究所運営に関わる様々な業務の体験を通じて、当社がモータによる環境負荷の低減に取り組んでいることを地域の多くの人々に知っていただき、次代を担う若者にモータやものづくりへの関心を持ってもらいたいという想いから、中央モーター基礎技術研究所では2016年度より毎年、職場体験として日吉中学校の生徒を受け入れています。

当日、生徒のみなさんは当社の主力製品であるモータや研究所の役割などを学んだあとに、研究設備である無響室やドローン用モータ展示室、3D金属造形室を見学しました。また、簡易的なクリップモータづくりを体験することで、「モータの回転数を上げるにはどうすればよいのか」や「モータの回転力を高めるにはどうすればよいのか」といったモータ開発の視点に立ち、3D CADソフトを用いてブラシレスDCモータの立体図面を作成するという実務に近い経験をしていただきました。

生徒からは、「3D CADソフトなど、普段体験できないことができて楽しかった」や「ドローン用のモータも研究していると知って驚いた」などの感想をいただきました。

今後も当研究所は、川崎市の小中学生の受け入れを広げることで、地域社会に貢献してまいります。


     
研究所入口のモニュメントにて   クリップモータづくりの様子