当社 中央モーター基礎技術研究所は、8月9日に「さいわい子どもエコフェア」に参加し、モータ教室を開催しました。
「さいわい子どもエコフェア」は当研究所が所在する神奈川県川崎市幸区が毎年夏に主催し、子どもたちがエコについて実際に見て・聞いて・体験し、楽しく学ぶイベントです。
会場の幸市民館では、19の地域の企業や市民活動団体が参加し、小学生を中心とした子ども達を対象に、エコに関連した工作や展示などを行いました。中央モーター基礎技術研究所では2015年度より研究所内の実験ツアーや、職業体験プログラムで近隣地域の小中学生の受け入れを行ってきましたが、今回、同イベントに参加することで初めての出張授業を行いました。会場の当社ブースでは「身の回りのモータ」「かんたんなモータの仕組み」「なぜモータはエコなのか?」等、簡単な授業を行った後、1人1つずつ、モータの仕組みがわかる『クリップモーター』を作成しました。
当日は37℃を超える猛暑にもかかわらず、2歳~12歳のお子さん43名とそのご家族が参加してくださいました。子ども達は紙やすりで銅線を磨いたり、コイルの輪の部分を作ったり真剣な表情でクリップモーター作成に取り組み、小さいお子さんはご家族や社員の手を借りて、参加した全員がクリップモーターを回す事ができました。完成した後も、「どうしたらもっと早く回るかな?」と考え、友達と回る早さを競うなど、楽しみながら電池や磁石の性質、モータの仕組みについて学んでいる様子でした。
また、当日は、当社の家電用のモータを展示しましたが、子ども達は普段は目にする事がないモータを見て、「こんな部品が機械の中に入っているんだ!」「モータってこんな形なんだね。」と手に取り、珍しそうにしている様子も印象的でした。
今後も当研究所は、社会の一員として地域に根ざした活動を行ってまいります。