環境負荷の全体像と環境会計
NIDECグリーンボンド
当社は、環境問題の解決に資する事業の資金を調達するためにグリーンボンドを発行しています。当社が発行するグリーンボンドは、第三者評価機関によるセカンドパーティ・オピニオンを取得し、国際資本市場協会(ICMA)が公表するグリーンボンド原則2018および環境省グリーンボンドガイドライン2017年版の要件を満たしています。
世界が排出する温室効果ガスの4分の3が石炭等の化石燃料由来と考えられており、各国では化石燃料への依存度を下げるべく電化社会への本格的移行が進行しています。一方、国際エネルギー機関(IEA)によると、総発電量の約38%が依然として石炭火力に依存しており、世界で使用される総電力使用量の半分をモータが消費しているという現実があります。モータ等駆動装置のエネルギー効率向上は、CO2排出の少ない社会インフラ(道路交通・輸送など)を構築するうえで極めて重要な役割を果たします。モータ駆動技術・生産活動の最前線に位置する企業として、NIDECグループは脱炭素社会への懸け橋となり地球温暖化の抑制に貢献したいと考えています。
グリーンボンド発行実績
銘柄 | 第9・10・11回無担保社債(グリーンボンド) | ||
条件決定日 | 2019年11月22日 | ||
発行日 | 2019年11月28日 | ||
発行年限 | 3年 | 5年 | 7年 |
発行金額 | 500億円 | 300億円 | 200億円 | 利率 | 年0.020% | 年0.090% | 年0.150% |
資金使途 | 電気自動車向けトラクションモータの製造に関連する設備投資及び研究開発費 | ||
取得格付 | AA-(株式会社格付投資情報センター) | ||
フレームワーク | 日本電産株式会社グリーンボンドフレームワーク | ||
セカンドパーティ オピニオン |
Sustainalyticsによるセカンドパーティ・オピニオン | ||
投資表明投資家 | 投資表明投資家一覧 | ||
レポーティング | NIDECグリーンボンドレポーティング Sustainalyticsによるアニュアルレビュー(英語) Sustainalyticsによるアニュアルレビュー(参考和訳) | ||
プレスリリース | 「NIDECグリーンボンド」発行に関するお知らせ 「NIDECグリーンボンド」条件決定のお知らせ |
銘柄 | 2026年満期ユーロ建無担保普通社債(グリーンボンド) | ||
条件決定日 | 2021年3月24日 | ||
発行日 | 2021年3月30日 | ||
発行年限 | 5年 | ||
発行金額 | 5億ユーロ | ||
利率 | 年0.046% | ||
資金使途 | 電気自動車向けトラクションモータの製造に関連する設備投資及び研究開発費 | ||
取得格付 | A3(Moody’s) | ||
フレームワーク | 日本電産株式会社グリーンボンドフレームワーク | ||
セカンドパーティ オピニオン |
Sustainalyticsによるセカンドパーティ・オピニオン | ||
レポーティング | NIDECグリーンボンドレポーティングSustainalyticsによるアニュアルレビュー(英語) Sustainalyticsによるアニュアルレビュー(参考和訳) | ||
プレスリリース | ユーロ建無担保普通社債(グリーンボンド)の発行に関するお知らせ ユーロ建無担保普通社債(グリーンボンド)の発行条件の決定に関するお知らせ |