環境マネジメント
環境マネジメント推進体制
NIDECグループの環境マネジメント推進体制
NIDECグループは、「ニデック株式会社 環境方針」に基づき、事業内容であるモータ製品およびその関連製品、ソリューションの設計開発および生産活動において、環境負荷の低減や地球温暖化防止のための活動を推進しています。
まず、「世界一高性能なモータで地球に貢献する」という使命を果たし、企業価値を拡大し続けていく上で優先的に取り組むべき重要課題(マテリアリティ)として15個の取り組みテーマを設定しています。そのうち、環境カテゴリーでは、「持続可能な地球環境への貢献」というマテリアリティを掲げ、「脱炭素社会の実現」、「廃棄物・有害廃棄物の管理」、「水リスクへの対応」という3つのテーマに取り組んでいます。
それぞれの活動が確実かつ効果的に実行されていることを確認するための仕組みの一つとして、代表取締役社長を議長とするサステナビリティ推進会議を定期的に開催しています。
さらに、各環境テーマの活動をNIDECグループ一体で推進することを目的として、サステナビリティ推進会議のもとに、2つの分科会を設置しています。
- (1)環境マネジメント分科会
環境マネジメント全般に関わる課題や解決策を検討する。特に水や資源の削減など、環境負荷低減に関する取り組みの進捗状況の確認を行い、より環境負荷の少ない活動を目指した、改善取り組みを推進する。なお、エネルギーテーマについては、気候変動対策分科会で取り組みを行う。 - (2)気候変動対策分科会
省エネ取り組みや再生可能エネルギー導入の課題および解決策、成功事例を共有し、各事業部門間の横ぐしを通すCO₂削減の取り組みを推進する。
サステナビリティ推進会議で議論された内容は、社外取締役が過半数を占めるサステナビリティ委員会に報告されます。当委員会は、要旨や決議事項を確認し、客観的かつ専門的な視点から監督を行います。
事業所における推進体制
当社の各事業所および各子会社では、「ニデック株式会社 環境方針」に基づき地域環境を考慮した方針を策定し、本方針に沿った環境教育を推進しています。全社員および構成員が環境方針を理解し、環境負荷の低減や地球温暖化防止に取り組んでいます。
また、研究・開発、生産拠点を中心に、ISO14001の要求事項に基づく環境マネジメントシステムの構築と維持管理を行い、環境意識を高めるだけでなく、環境パフォーマンスを向上させることを目指しています。
※現在のISO14001認証取得状況については、こちらをご参照ください。