気候変動対策
サプライチェーンおよび製品使用におけるCO2削減
2022年度、国際的な算定基準であるGHGプロトコルに従い、スコープ1、2※に加え、NIDECグループとして初めて網羅的にスコープ3を算出いたしました。 このスコープ3は、当社グループが直接的に所有または管理していない資産からの活動による排出量となりますが、間接的に影響を与えています。 2022年度の実績は329,006千t-CO2となりました。 特に大きな割合を占めているのが、カテゴリー1(購入した製品・サービス)の5,814千t-CO2とカテゴリー11(販売した製品の使用)の320,105千t-CO2になります。 スコープ3の削減を進めていくうえで、まず、製品単位でのCO2排出量の算定を進めています。 その結果を今後の製品開発にフィードバックすることで、サプライチェーン全体での削減を進めていきます。
※スコープ 1:事業者自らによるCO2の直接排出、スコープ 2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
2024年3月に、CO2排出量削減に関する新たな中長期目標を設定しました。中期目標は、国際的な気候変動イニシアチブであるSBTi(Science Based Targets initiative)によるSBT認定を取得しました。また、CO2排出量に関する第三者検証も受審しました。
新たな削減目標設定に関するプレスリリースは こちら
SBT認定取得に関するプレスリリースは こちら
第三者検証報告書は こちら
2022年度のスコープ3 GHG排出量 [千t-CO2] |
||
カテゴリー区分 |
実績値 |
|
スコープ3総排出量 |
329,006 |
|
カテゴリー1 |
購入した物品・サービス |
5,814 |
カテゴリー2 |
資本財 |
396 |
カテゴリー3 |
Scope1,2に含まれない燃料及びエネルギー活動 |
207 |
カテゴリー4 |
輸送・流通(上流) |
840 |
カテゴリー5 |
事業から出る廃棄物 |
17 |
カテゴリー6 |
出張 |
13 |
カテゴリー7 |
雇用者の通勤 |
72 |
カテゴリー8 |
リース資産(上流) |
- |
カテゴリー9 |
輸送、配送(下流) |
対象外 |
カテゴリー10 |
販売した製品の加工 |
7 |
カテゴリー11 |
販売した製品の使用 |
320,105 |
カテゴリー12 |
販売した製品の廃棄 |
518 |
カテゴリー13 |
リース資産(下流) |
対象外 |
カテゴリー14 |
フランチャイズ |
対象外 |
カテゴリー15 |
投資 |
8 |