社会貢献活動
地域貢献
Nidecグループは、事業を展開する世界各地において、地域に根ざした多様な社会貢献活動を実施しています。
地域貢献活動
総合医療キャンプ
ニデックモビリティ(インド)は全ての人が適切な医療にアクセスできる社会の実現を目指し、NGOと協力してハリヤナ州の農村部にて地元住民を対象とした無料の健康診断を実施しています。内科医や産婦人科医、小児科医、糖尿病の専門医などが受診者の健康状態を確認し、適切なアドバイスを行っています。必要に応じて無料で薬の処方も行います。この「総合医療キャンプ」は2022年12月から複数回にわたって実施されており、受診者数は延べ約1000人に上ります。

Nidec Clean Day(地域清掃活動)
ニデックグループでは、ニデック本社・ニデックパークC棟および国内グループ会社の各拠点、中国、フィリピン、タイ、メキシコ、アメリカなどの海外拠点において、積極的に清掃活動を実施しています。社内ボランティアメンバーを募り、毎回、総勢約100名が参加しています。

認知症予防のための陶芸教室
ニデックドライブテクノロジーでは2013年より毎年、長岡ヘルスケアセンター(長岡病院)と協働で認知症予防を目的とした陶芸体験教室を実施しています。陶芸は認知症の予防やリハビリに効果があることが知られており、長岡ヘルスケアセンターはかねてより治療の一環として陶芸を採用していました。一方、ニデックドライブテクノロジーは電動ろくろで高いシェアを誇っており、「社会と企業の持続可能性の向上のため、ビジネスを通じて『社会課題に挑戦する人々』を支援していきたい」との思いを抱いていました。そこで、同社の労働組合より長岡ヘルスケアセンターに対して陶芸体験教室の開催を提案したことが、10年以上続く活動のきっかけとなりました。

地域イベントの後援
ニデックルロア・ソマー・レキシントンは、地域イベントである『トラック・オア・トリート(Truck-or Treat)』を後援しています。このイベントは、子どもたちが安全にハロウィンを楽しめるよう、警察や消防団の方々が協力して開催されています。当社はこのイベントに、チョコレートやキャンディーの詰め合わせと、反射板付トリック・オア・トリートバッグを寄付しています。

ホリデーシーズンにおけるチャリティ活動
ニデックグループでは、世界各地域のイベント時期に合わせてチャリティ活動を行っています。
特にホリデーシーズンは多くの地域で活動が最も活発になる時期の一つです。

<ニデック・ルロア・ソマー・マンケート(アメリカ)>

<ニデックモーターズ アンド アクチュエーターズドイツ>
地元自治体への災害避難者支援
長野県下諏訪町とニデックインスツルメンツ株式会社は、2014年3月、大地震発生等の災害時における協力に関する協定「災害時における避難者支援に関する協定書」を締結しました。締結した協定では、災害時にニデックインスツルメンツ本社敷地内の駐車場、体育館を避難所、緊急避難場所として提供すること、また可能な範囲で人的及び備蓄品の提供などの支援や行政と連携した災害対応を行うことが盛り込まれ、地域社会の一員として災害時における支援活動に協力したいと考えています。
募金・寄付
募金ランチ
ニデック本社・ニデックパークC棟では、昼食代の一部を募金する取り組みとして、社員食堂に特別メニュー「募金ランチ」を設けており、一食あたり20円が募金されています。また、ニデックグローバルサービスが運営している社内の売店でも同様に、「募金デー」を設け、プライベートブランド商品の売上の一部を寄付しています。上記方法で集まった募金は、公益社団法人 京都モデルフォレスト協会へ寄付され、京都の森林を守り育てるための様々な取り組みに活用されています。
寄付型自動販売機の設置
ニデックグループでは2022年より国内の複数拠点に「寄付型自動販売機」を設置しており、購入代金の一部を公益社団法人 国土緑化推進機構の『緑の募金』へ寄付しています。『緑の募金』は、国内の森林整備や子どもたちへの森林環境教育など、「森づくり・人づくり」活動の活性化に活かされています。

障がい者施設による物品販売への協力支援
ニデック本社・ニデックパークC棟では、月に一度、地元の障がい者施設の方にお越しいただき、就労を目指す知的障がいを持つ方々が作ったパンやクッキー等の販売会を行っています。2012年7月から開始したこの取り組みは社員にとても好評で、継続的に実施しています。ニデックドライブテクノロジー京都工場でも、月に2回、就労支援センターで製造されたパンを販売しています。海外の複数拠点でも同様に、障がい者施設による物品販売支援を行っています。
フィリピンでの末期がん患者支援
ニデックフィリピンとニデックプレシジョンフィリピンはラグナ州ビニャン市にあるKalinga ng Angel財団にて、末期がん患者支援プログラムを実施しています。フィリピンは治療費が高額で、公的制度によるがん治療の対象範囲が限られているため、健康上の問題にさらされている人が非常に多いという現状があります。この状況を少しでも改善したいという想いから、経済的な理由で治療が受けられない患者に薬代などの医療費の支援を提供しています。また、同財団に車いす1台を寄付しました。

アップサイクル活動
ニデックコンポーネントテクノロジー(タイ)は所在する工業団地主催のアップサイクルプロジェクトに賛同し、2022年3月から毎月約200本の使用済みペットボトルを寄付しています。アップサイクルとは、本来は捨てられるはずの廃棄物や不用品を別の新しい製品にアップグレードすることを指します。本プロジェクトはペットボトルとホテイアオイという植物の繊維を使用してリュックを製造するもので、600mlのペットボトル700本で1つのリュックが製造できます。プロジェクトで製造されたこのサステナブルなリュックは無償で地域の学校に配られ、子どもたちの通学用バッグなどとして活用されています。

フードドライブ活動
ニデックグループでは国内外の複数拠点でフードドライブ活動を実施しています。フードドライブとは、家庭で消費しきれない食料品を学校や職場などで回収し、支援を必要としている方々に寄付することで、食品ロスの削減や生活支援に繋げることができるボランティア活動です。ニデック本社およびニデックパークC棟でも2022年より定期的に実施しています。これまでの活動で集まった合計660kgの食料品は認定NPO法人・セカンドハーベスト京都、特定非営利活動法人フードバンク京都に寄贈しました。食料品はNPOを通じて、食に困っている子どもや家族の元に届けられます。また、食料品のほかに、本、靴、おもちゃ、おむつなどの寄付をする取り組みを国内外の各地で実施しており、地域の困っている人々の支援をしています。

献血活動
ニデックグループの国内外の複数拠点では、継続して献血活動を行なっており、各事業所で年に2回から4回程度、現地の赤十字社に協力しています。ニデックフィリピンとニデックプレシジョン・フィリピンは継続的な取り組みが評価され、2016年7月にフィリピン赤十字社から"Blood Services Platinum Awards"を受賞しました。またニデック本社では20年連続で献血を行ったことが評価され、2023年に日本赤十字社から金色有功章を授与されました。

災害地域への義援金
以下の通り災害地域への義援金の寄付を行っています。
2008年5月 中国四川大地震 |
被災した方々の救援や被災地の復旧に役立てていただくため、駐大阪中華人民共和国総領事館を通して2,000万円の義援金を寄付しました。また、世界のNIDECグループ社員から約400万円の見舞金が寄せられ、被災した社員やその家族向けの支援金として分配しました。 |
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2011年3月 東日本大震災 |
会社からの拠出金1億円を日本赤十字社を通して被災地支援に役立てていただくとともに、世界のNIDECグループ社員からの義援金、約2,000万円を被災した社員やその家族への支援金として分配しました。 |
2011年10月 タイ洪水 |
世界のNIDECグループ社員から約900万円の見舞金が寄せられ、タイ国内では、社員が地元地域で物資を融通したり、自国内で活発にボランティアを行なうなど、災害復旧に力を尽くしました。 |
2013年11月 フィリピン台風30号 |
社員からの寄付と会社からの拠出金をあわせて1,000万円を超える義援金を寄付しました。 |
2016年4月 熊本地震 |
国内外のNIDECグループ社員から義援金が寄せられました。 |
2019年10月 令和元年東日本台風(台風19号) |
被災された方々や被災地復旧の支援のために、日本赤十字社を通して750万円の義援金を寄付しました。 |
2023年2月 トルコ・シリア大地震 |
被災した方々の救援や被災地の復旧に役立てていただくため、日本赤十字社を通して、1,000万円の義援金を寄付しました。また、社員から義援金が寄せられ被災した社員やその家族への支援金として分配しました。 |
2024年1月 令和6年能登半島地震 |
被災された方々への支援、被災地の復興にお役立ていただくための義援金として日本赤十字社を通じて総額1,000万円を寄付しました。また、当社グループ社員による募金活動も実施しました。 |