社会貢献活動
活動アルバム
事業以外でも社会に貢献する取り組みを推進
Nidecグループは、事業を展開する世界各地において、地域に根ざした多様な社会貢献活動を実施しています。
◆地域貢献活動
総合医療キャンプ
ニデックモビリティ(インド)は全ての人が適切な医療にアクセスできる社会の実現を目指し、NGOと協力してハリヤナ州の農村部にて地元住民を対象とした無料の健康診断を実施しています。内科医や産婦人科医、小児科医、糖尿病の専門医などが受診者の健康状態を確認し、適切なアドバイスを行っています。必要に応じて無料で薬の処方も行います。この「総合医療キャンプ」は2022年12月から複数回にわたって実施されており、受診者数は延べ約1000人に上ります。
Nidec Clean Day(地域清掃活動)
ニデックグループでは、ニデック本社・ニデックパークC棟および国内グループ会社の各拠点、中国、フィリピン、タイ、メキシコ、アメリカなどの海外拠点において、積極的に清掃活動を実施しています。社内ボランティアメンバーを募り、毎回、総勢約100名が参加しています。
認知症予防のための陶芸教室
ニデックドライブテクノロジーでは2013年より毎年、長岡ヘルスケアセンター(長岡病院)と協働で認知症予防を目的とした陶芸体験教室を実施しています。陶芸は認知症の予防やリハビリに効果があることが知られており、長岡ヘルスケアセンターはかねてより治療の一環として陶芸を採用していました。一方、ニデックドライブテクノロジーは電動ろくろで高いシェアを誇っており、「社会と企業の持続可能性の向上のため、ビジネスを通じて『社会課題に挑戦する人々』を支援していきたい」との思いを抱いていました。そこで、同社の労働組合より長岡ヘルスケアセンターに対して陶芸体験教室の開催を提案したことが、10年以上続く活動のきっかけとなりました。
地域イベントの後援
ニデックルロア・ソマー・レキシントンは、地域イベントである『トラック・オア・トリート(Truck-or Treat)』を後援しています。このイベントは、子どもたちが安全にハロウィンを楽しめるよう、警察や消防団の方々が協力して開催されています。当社はこのイベントに、チョコレートやキャンディーの詰め合わせと、反射板付トリック・オア・トリートバッグを寄付しています。
ホリデーシーズンにおけるチャリティ活動
ニデックグループでは、世界各地域のイベント時期に合わせてチャリティ活動を行っています。
特にホリデーシーズンは多くの地域で活動が最も活発になる時期の一つです。
◆次世代育成
寺子屋授業
モータの基礎研究/応用研究を行うニデック新川崎テクノロジーセンター(神奈川県)では、モータの研究開発による環境負荷低減の取り組みを多くの方々に知ってもらいたいという想いから、2015年より近隣の子どもたちを招いて環境授業を行っています。
モータと環境との関わりを学ぶ授業や、研究設備見学、コイルモータづくりを体験してもらう授業となっています。
けいはんな科学体験フェスティバルへのブース出展
ニデックけいはんなテクノロジーセンターは、2019年から毎年、けいはんな科学コミュニケーション推進ネットワークが主催する小学生向けイベント「けいはんな科学体験フェスティバル」に、コイルモータ作り体験のブースを出展しています。
このけいはんなエリア最大の科学体験イベントは、子どもたちが科学工作や科学体験などを通じて科学の不思議や楽しさを体験する機会を提供する目的で実施されています。
毎回沢山の子どもたちに当社やモータ、環境について学んでいただいています。
中学生向け職場体験
ニデック中央開発技術研究所(向日市)では2024年度から職場体験学習を受け入れ、文部科学省 中学校職場体験ガイドラインに沿った当社オリジナルの体験プログラムを実施しています。
商品開発、品質保証、生産技術など様々な部署の社員の話を聞き、それぞれの業務内容やキャリアについて理解を深めるだけでなく、簡単なモータの組み立て作業や、電子顕微鏡での物質検査等に挑戦することで、ものづくりの楽しさを体感してもらっています。
小学生を対象にした環境授業
ニデック本社では、子どもたちに地球環境への関心や理解を深めてもらうため、そしてモノづくりの楽しさを知ってもらうため、近隣の小学生を対象に「モーターと地球環境」というテーマで授業を実施しています。
この取り組みは2007年からスタートし、授業では、身近なモータと電気エネルギーの関係、地球環境への影響について学びます。さらに、当社が地球環境保護のために開発するモータの役割について紹介し、子どもたちと一緒に日常生活でできる環境対策を考えます。
小学生向け会社見学
ニデックプレシジョンでは、ものづくりに対する関心と理解のきっかけになればという想いから、近隣小学校が社会科授業の⼀環として実施している会社見学を受け入れています。展示品や会社年表を見ながら会社の紹介をしたり、製品開発の説明を行ったりしながら社内の様々なフロアを見学していただきます。
会社見学で学習した内容を発表するために、後日再度来社された小学校もありました。