日本電産のトラクションモータシステム「E-Axle」が「2019年日経優秀製品・サービス賞」にて「最優秀賞　日本経済新聞賞」を受賞

日本電産株式会社（以下、当社）が開発・生産・販売を行う、EV用トラクションモータシステム「E-Axle」が日本経済新聞社主催の「2019年日経優秀製品・サービス賞（第38回）」において「最優秀賞 日本経済新聞賞」を受賞しました。

「日経優秀製品・サービス賞」は、毎年１回、その年における特に優れた新製品・新サービスを表彰するもので、1982年に「日経・年間優秀製品賞」としてスタートしました。ノミネートは公募によらず、日本経済新聞社が毎年その年に発売された新製品・新サービス（年間約2万点）の中から150点以上を推薦し、本審査委員会で約40点の受賞製品・サービスを決定します。

2019年の本審査委員会では、1.技術開発性、2.価格対効果性、3.業績寄与度、4.成長性、5.独自性、6.産業・社会へのインパクトの6項目の観点から、8名の本審査委員によって総合的に評価されました。

当社の「E-Axle」は2019年4月に世界で初めて量産を開始しました。本製品はモータ、インバータ、ギアを一体化したことで小型化・軽量化を実現。最大出力150kW、最大システム出力トルクを3,900Nmまで向上させながらも、重量は同クラス出力のガソリンエンジンの約半分である、87kgにとどめています。

本製品は1月15~17日に東京ビッグサイト（東京国際展示場）で開催される「第11回 EV・HEV駆動システム技術展（EV JAPAN）」の当社ブース（青海展示棟 A1-3）に展示予定です。

昨今、CO2による地球温暖化や排気ガスによる大気汚染等、世界規模の環境・エネルギー問題に対する意識が高まっており、自動車メーカー各社の電動化が加速しています。当社は、今後も世界No.1の総合モーターメーカーとして蓄積した軽薄短小技術、高効率化技術、制御技術を駆使し、世界の持続的発展に欠かせない製品を供給していきます。