ニデックモビリティの技術力

生産

当社はグローバルの生産工場において、"スマートファクトリー"のコンセプトのもとモノづくりの革新にチャレンジし続けています。

当社で推進しているスマートファクトリーのコンセプトは「つくり方革新」「DX革新」「SCM革新」の3つの革新から構成しています。

「つくり方革新」では生産量や品種に応じた最適なラインのコンセプトを定義した上で、自働化の推進とフレキシブル化を目指しています。「DX革新」では品質情報のトレーサビリティシステムに加えて、設備の稼働情報や品質情報も活用し様々な改善につなげています。今後は予兆保全による止まらないラインや良品しか作れないラインを目指しています。「SCM革新」においてはお客さまのニーズにタイムリーに応えるために、最速のSCMを目指してリードタイムの短縮、在庫の削減に挑戦し続けています。特にマザー工場である長野県の飯田工場において、これらのコンセプトを具現化し海外に8拠点ある工場に展開しています。ここ数年で特に進化した事例は、従来は人でしかできなかった作業を協調ロボットやAIを駆使することで少人化、無人化を実現しているところです。

執行役員
生産統括部長角垣 一志

表面実装ライン

通称SMTライン。
電子部品等を基板に取り付ける工程。様々な種類やサイズの部品を扱い、それぞれ正確な動作で実装を行います。

自働化ライン

生産ラインの自働化により、品質とコストの両立を目指します。またラインから収集されるデータ分析により、良品条件化と予兆管理を実施しています。

協調ロボット

AIによる官能(視・聴・触)検査の自働化、協調ロボットの導入による組立工程での自働化により、人とロボットの共同作業による作業効率UPや省人化を実現しています。

部品自動搬送装置

自働化生産ラインの中で部品の搬送も自動で行う装置を設置することで、人とロボットの共同作業による作業効率UPや省人化を実現しています。

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