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工作機械のモニタリングシステム DIASCOPE
取扱い会社名:ニデックマシンツール株式会社
工作機械のモニタリングシステム「DIASCOPE」のプラン変更について
工作機械のモニタリングシステム「DIASCOPE」のプラン変更ついてお知らせがございます。
詳細は以下リンクよりご覧ください。
エッジとクラウドを融合したIoT技術により
工作機械の知能化・自律化・最適化を実現
お客様のバリューチェーン全体における生産活動の最適化へと、つなげていきます。
エッジコンピュータ(IoT Gateway) でデータ取得・クラウドサーバでデータ収集・解析。
閉域通信網を利用した安全・安心のセキュリティ体制で、お客様のバリューチェーンをサポート。
リモートモニタリング ~設備とつながる~
トラブル発生のご連絡に応じ、サポートセンターから設備へリモートアクセス。
モニタ情報にもとづき、的確な解決方法をお客様にご案内します。
- ・迅速な復旧により、ダウンタイムを削減
- ・サービス員の派遣が必要な場合でも、モニタ情報にもとづく部品・機材準備で、復旧期間をミニマムに
稼動モニタリング ~生産とつながる~
PC・スマートフォンのWEB 画面から、稼動情報をリアルタイムに確認できます。
海外の設備にも、他社製の工作機械にも、接続可能です。
- ・事務所・外出先でも稼働状況を見える化
- ・海外でも、他社製品でも、稼働管理を一元化
メール配信サービス
アラームによる機械停止や、加工完了をメールにて通知します。
- ・機械停止をすぐに把握し、停止時間のムダを削減
稼動実績集計サービス
稼動実績の集計をWEB 画面上で自動的に行い、ダッシュボード化します。
- ・稼働状況を13の分類で集計
稼働 or 停止だけでなく、停止理由が分類され、手間をかけずに分析可能 - ・任意の期間で表示が可能Z
日次推移、月次推移を切り替えて表示可能。改善活動に活用しやすく
WEB画面上でいつでも実績集計の閲覧が可能ですが、毎月定期的に「定期稼働レポート」のお届けも行っております。
設備ヘルスモニタリング ~診断・予測する~(Opt.)
閾値チェックやトレンド解析により、機械の状態を診断します。
設備モニタ
Web画面で、主軸やアタッチメントなどユニット単位の稼働情報、各種センサ情報を表示。
- ・設定した閾値を超過するとアラーム表示でお知らせ
検査運転モニタ
検査運転プログラム(外乱のない無負荷時の一定運転)の初期状態データをAIが学習。
以降定期的な検査運転でデータを測定し、AIが診断します。
- ・主軸・送り軸の状態をモニタリングし、機械の異常・経年劣化を監視。
DIASCOPEについてのお問い合わせは、こちらのフォームから
DIASCOPE 定期稼働レポート
DIASCOPE 定期稼働レポートとは?
DIASCOPEをご利用の機械を対象として、稼働実績が集計され、毎月配信されるサービスです。
予めご登録のメールアドレスへ PDFファイルでお届けします。
定期稼働レポートは、次の全13シートで構成されます。
1. 稼働レポート
①稼働推移【日次】②稼働推移【月次】
全14分類で稼働推移を表示
主軸回転中の自動運転時間(≒生産に寄与した時間)と、それ以外に機械がどんな状態であったかが見てとれます。自動運転の割合が少ない日には、何らかのトラブルが起こっていたと推測されます。その日の状況を振り返ることで、生産改善・対策に役立ちます。
トラブル例:
材料入荷遅れ・プログラム不良・機械故障 .etc
1. 稼働レポート
③3ヶ月間の稼働推移【5分類】④【14分類】
状態分類毎の累計時間を3ヶ月間で比較
生産改善・対策の効果を知りたいときはこのレポートを確認。前々月・前月・今月の、状態分類毎の累計時間が表示されます。対策をとった停止時間が削減されていれば、効果が出ていると判断できます。また逆に、悪化傾向にも気づくきっかけとなるレポートです。
※⑤稼働レポート詳細データ【5分類】、⑥稼働レポート詳細データ【14分類】は、当月の各分類累計時間を日次でレポートしています。補足としてお使いください。
2. アラーム発生レポート
①年間推移 ②1ヶ月間 ③3ヶ月間
アラーム発生の件数・時間を集計
年間推移では、アラーム発生件数を次の14分類毎に集計します。
1ヶ月間・3ヶ月間の発生状況シートでは、アラーム内容毎に件数・時間を集計しています。
もし特定のアラームが多発していれば、そのユニットについて調査・修理されることをおすすめします。
全体的にアラーム件数・時間が増加傾向にあるときは、機械が老朽化してきた兆候です。点検を含むメンテナンスサポート契約や、オーバーホールを推奨します。
3. 稼働分析レポート
①プログラム番号②工具番号による稼働分析
プログラム番号毎(ワーク種類・工程毎)、工具番号毎の稼働状況レポート
注目ポイント例:
- ・プログラムストップ(M00)
- ・オプショナルストップ(M01)
これらの停止時間は通常、切粉掃除・工具点検・段取替えといった作業に使われます。
この時間が長ければ、重要度が高い作業を抽出して、生産性改善に取り組む余地があると判断できます。
改善例:
- ・切粉がワーク内に溜まりにくい加工方向への変更
- ・クーラントの検討
- ・摩耗の少ない工具チップや加工条件の検討
3. 運転モードレポート
①運転モード推移【3ヶ月間】
運転モード毎の時間割合を表示
注目ポイント例:
- ・「編集」時間の割合
- ・「手動ハンドル」時間の割合
「編集」時間が長い場合、オペレータが実機でプログラム編集される時間が多いということ。
「手動ハンドル」時間が長い場合は、段取りや清掃に時間を要していると考えられます。
改善例:
編集時間が長い場合
- ・CAM導入で、機械の占有時間を削減
- ・異なるサイズのワークに同じ加工を施すなど多種ワークを扱う場合は、「カスタムマクロ」の活用
手動ハンドル時間が長い場合
- ・専用段取り治具の作成
- ・切粉清掃設備の導入(バキューム掃除機、チップコンベア、シャワークーラントなど)
設備ヘルスレポート(Opt.)は、保全計画の参考に
設備の健康状態を表すレポートを、毎月の定期稼働レポートとともに配信
オプションとして、設備の健康状態を表す「設備ヘルスレポート」の配信もご用意しております。実際の稼働状況から残存寿命を予測し表示するレポートで、保全計画の参考にご活用いただけます。
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