クラス最高の生産性を誇る門形マシニングセンタ「MV12BxⅡ」発売
“あらゆる産業のあらゆる加工”に対応するコンパクトマシン

◆ 送り速度の高速化とパワフル主軸で生産性を大幅に向上

◆ 環境負荷低減とランニングコスト低減するECOオペレーション

日本電産グループの日本電産マシンツール株式会社(社長:若林 謙一、本社:滋賀県栗東市)は、門形マシニングセンタの新機種「MV12BxⅡ」を2月3日に発売します。本機は“あらゆる産業のあらゆる加工”に対応できる高能率マシンをコンセプトに開発。非切削時間を大幅に短縮するクラス最速の早送り速度の実現により、門型マシニングセンタのコンパクトサイズではクラス最高の生産性を達成しました。また、省エネ・ラニングコスト低減を実現する為、主軸・送り軸潤滑のオールグリス化や電動パワーユニットを採用し、ECOオペレーションを可能にしました。本機は、高精度な面品位を実現する加工から一般部品加工、軽切削から重切削までの幅広い、多様な生産現場に応える機械として提供。2月21(火),22日(水)に開催する当社大形機内覧会で初披露します。

門形マシニングセンタ MV12BxⅡ

MV12BxⅡは、早送り速度をⅩ軸48m/min、Y・Z軸32m/minと最速化を図り、非切削時間を短縮しました。また、主軸は最高回転速度7,000min-1、モータ出力を26 kWに高めています。
併せて機械設置スペースのコンパクト化(3.4×5.8m)と稼働領域の最大化(X軸ストローク1.6m、Y軸ストローク1.3m)を図り、50番主軸の門形マシニングセンタでクラス最高の生産性を誇ります。

環境性能を高めるECOオペレーションでは、省エネ・低騒音の電動パワーユニットの採用により、必要な時だけポンプを稼働させる為、従来常時駆動していた油圧ユニットと比べ、電力消費量を大幅に削減します。また、弊社が培ってきたトライボロジー技術により主軸と送り軸の潤滑剤をグリスにすることが可能となり、エア・潤滑剤の消費量を抑える事でランニングコストの低減及びオペレーター様の作業負荷を軽減します。
さらには、中小型マシニングセンタをラインアップするニデックオーケーケーとの共同開発で得られたユーザーニーズを取り入れた豊富なオプションを用意。自動開閉オペレータードアやクーラントシャワー、選べるチップコンベアーなど多様なユーザーニーズに応える細やかなメニューを取り揃えています。

日本電産マシンツールは、今後も生産性・安全性・環境性を追求した技術開発をおこない、世界の多様な生産現場のニーズに応える製品を提供していきます。

お問合せ先:日本電産マシンツール株式会社
営業本部 電話077-552-9760

製品情報

日本電産マシンツール株式会社は 2023 年 4 月 1 日に「ニデックマシンツール株式会社」に社名変更します
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