加工事例 - 精密加工機の加工事例 - 小型精密加工機μV1
超微粒子超硬合金 5軸加工、V溝パンチ&ダイ、4万回転主軸の検証
小型精密加工機μV1による超硬材加工サンプルと、4万回転主軸の加工能力の検証事例をご紹介します。
5軸機による高精度多面割出加工
- 加工機: μV1-5x(5軸機)
- 被削材: 超微粒子超硬合金 A1(15x10x5㎜)
- 使用工具 : R0.4ダイヤコートエンドミル 他2本
- 加工時間 : 155分
- 面粗さ : Ra0.066μm
ポイント :
- 各面の境界部に段差がない。
- 撮像式工具測定システムを活用した、安定性に優れた加工。
- 高精度な割出が可能な傾斜・回転軸を搭載。
良好な部品の勘合精度
- 加工機: μV1
- 被削材: 超微粒子超硬合金 A1(φ8x28㎜)
- 使用工具 :
V溝パンチ… R0.1ダイヤコートエンドミル 他7本
V溝ダイ…R0.4ダイヤコートエンドミル 他9本 - 加工時間 : 671分
ポイント :
- 隙間がなく、重なる。
- 工具摩耗を抑える低振動主軸と、摩耗を厳密に管理できる機上測定技術。
- 正確な位置決め性能。何度やっても、同じポイントに合わせられます。
高剛性4万回転主軸の検証
- 加工機: μV1
- 被削材: HPM38(HRC52) (120x130x40㎜)
- 使用工具 :
φ8超硬4枚刃エンドミル
V溝ダイ…R0.4ダイヤコートエンドミル 他9本
加工内容 :
工具突出し量や主軸回転速度などの条件を一定に設定。
8カ所の溝(幅8mm)に対して送り速度を変更しながら、深さ方向に対して0.5mmの切込みで加工。
ポイント :
- びびりのない軽快な切削。
- 剛性主軸が、高硬度材料を効率良く高精度に加工。
- 振動減衰性に優れた摺動面を採用。