門形五面加工機 MVR・Ex シリーズ
株式会社 宮本金型製作所様
株式会社宮本金型製作所は、1968年に大阪府守口市にて創業、2006年には現在の所在地である奈良県生駒市へ移転され、自動車のインナー部品向けを中心とした各種金型の製作・プレス製品の製作を手掛けられています。
当社門形五面加工機MVR-FM およびMVR・Exをご使用頂いており、代表取締役社長の宮本浩様に、お話をお伺いしました。
宮本金型製作所 様 プロフィール
得意分野
様々な材質のプレス製品用に金型を製造していますが、特に昨今、自動車部品軽量化のニーズから、アルミニウム製品のプレス金型設計・製造経験が豊富です。成形解析・金型設計製造のノウハウを活かし、自動車のほか飛行機・産業プラント・住宅設備などの分野で、デザインの変化に柔軟に対応した金型製造と製品づくりを行っています。
企業ビジョン
社会的価値有る仕事に魂を込め創出する
全社員の幸せを実現する
基本方針
顧客への品質保証と信頼性の確立
生産性の改善向上
明るい人間関係の向上(コミュニケーション)
宮本金型製作所 様 インタビュー
Q: 現在、金型加工向け仕様であるMVR25-FMとMVR30-FMが各1台、MVR30Exが2台と、計4台を使用して頂いています。最初のご購入にはどのようなきっかけがあったのでしょうか
宮本社長 2006年、現在の奈良県生駒市へ工場を移転してきたタイミングで、MVR25-FMを導入しました。それ以前に扱っていた金型よりも大型のものに仕事を広げようと、舵をきったのです。
大型の門形加工機を購入検討する際は、剛性の高さ、FANUCのNCであることを重視していました。また、2005年はMVR-FMが発売されて間もない頃だったので、「MVRは金型に力を入れている」という印象を持ち、使ってみたいと思いましたね。
Q: その後も、設備投資を続けられたのですね。
宮本社長 工場建設当時から将来的には台数を増やそうと考えていたので、全体に厚い基礎を敷設したり、複数台の機械から排出される切粉を一括で回収できる溝をつくったり、準備を整えていました。現在では、MVR30-FM、MVR30Exといった更にテーブル幅が大きい機械も導入したことで、自動車のインナー部品金型のほとんどを取り扱うことができます。
Q: MVR-FMとMVR・Exの両方をお使い頂く中で、違いを感じられることはありますか。
宮本社長 MVR・Exは、より剛性が高くなりました。具体的には、Z軸を長く繰り出した状態でも強く、ビビらずに加工ができます。ストローク時の音も静かになっていて、剛性の高さが表れていると感じます。
Q: 「導入して良かった」と思われる仕様はございますか。
宮本社長 ユニバーサルヘッドは有効だと思います。角度をつけて加工したいときにユニバーサルヘッドがなければ、金型をテーブルから外し、別段取りで角度をつけることになります。当社では「日中に段取りして、夜間や休日に長時間の加工プログラムを自動で走らせる」というのが基本の流れです。段取りによる人の介入を極力減らし、自動運転で加工を完結させることがポイントになります。
当社製品をご活用頂いており、大変嬉しく思います。引き続き貢献できますよう、尽力して参ります。
株式会社宮本金型製作所 基本情報
〒630-0142 奈良県生駒市北田原町1107番地4
TEL: 0743-71-2807
FAX: 0743-71-2817
お使いの製品
- ・門形五面加工機 MVR-FMシリーズ
- ・門形五面加工機 MVR・Ex シリーズ