分析装置
DSC(示差走査熱量測定)
DSC(示差走査熱量測定) ー Differential Scanning Calorimetry ー
原理
DSCは熱分析の1つです。試料と基準物質の温度を一定のプログラムに従って変化させ、両物質に対する熱流の差を温度の関数として測定する技法です。試料の吸熱・発熱反応を検出し、試料の融解や結晶化、硬化反応などの現象を観測できます。
原理
・試料の転移現象や化学反応を検出し、反応時の温度や熱量を測定できます。
分析事例( エポキシ系接着剤の分析 )
90℃付近から硬化による発熱反応のピークが見られます。
2nd runでは硬化によるピークは無くなり、ガラス転移によるベースシフトが60℃付近に見られます。
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