分析装置

GC/MS分析(ガスクロマトグラフ/質量分析)

GC/MS分析(ガスクロマトグラフ/質量分析) ー Gas chromatography / Mass spectrometry ー

原理

GC/MS装置は、GC(ガスクロマトグラフィー)とMS(質量分析装置)を結合した装置です。 GCで試料が各試料成分に分離され、分離された試料をイオン化し、イオン化された試料分子およびその分子の断片イオンを、磁場型もしくは四重極型の装置により、質量/電荷数の大きさに応じて分離し、得られた質量スペクトルピークの位置から定性分析を、強度から定量分析を行います。

特徴

・分子量の正確な決定や同定ができます。
・揮発性の有機化合物や気体試料の定性・定量分析が可能です。

GC/MS-DHS(ダイナミックヘッドスペース)法

弊社所有のFT-IR分析装置

試料を加熱し、ガス化した成分をパージガスによって強制的に追い出した後、吸着剤へ捕集し、GC/MSにて分析を行う方法です。

試料を加熱し、ガス化した成分をパージガスによって強制的に追い出した後、吸着剤へ捕集し、GC/MSにて分析を行う方法です。

分析事例( 接着剤のアウトガス分析 )

DHS(ダイナミックヘッドスペース)法
サンプリング条件:85℃加熱、3時間捕集、N2ガス 50ml/min
接着剤のアウトガスは、2-エチルヘキシルグリシジルエーテルが主成分のガスであることがわかりました。

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