分析事例
水耕栽培の葉および水耕液の分析
「変色した葉の成分の違いと、水耕液中のイオン種の違いを知りたい」
分析の内容
乾燥させた葉の元素成分を蛍光X線分析装置(XRF)で簡易定量を実施しました。
また、水耕液はメンブレンフィルターでろ過後、 イオンクロマトグラフィー(IC)で含有イオンの 定性および定量分析を実施しました。
分析の結果
XRF分析の結果、葉Aの一番多い成分はカルシウム(Ca)であるのに対して、葉Bの一番多い成分はカリウム(K)でした。また、葉Bのみマグネシウム(Mg)、ケイ素(Si)が検出されています。
IC分析の結果では、水耕液A,B共に最も多く含まれているイオンはNO3- でした。
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