モータ用語集

バックラッシュ かみ合い隙間

モータと負荷を結合する際に減速機を使うことも多い。このときに伝達機構でのロストモーション(lost motion)と不感帯が問題となる。ロストモーションとはある位置に正方向と逆方向で位置決めしたときに生じる誤差である。そのために被駆動側にはモータの動作が伝わらない不感帯が発生することがある。ロストモーションは軸のねじり剛性と摩擦の影響などでも生じるほか,伝達系にギャップ(空隙)がある場合にも発生する。この空隙のことをバックラッシュという。なめらかな噛合のためには両方の歯間に適切なバックラッシュが必要である。

は行 の用語

Nidec Group Search