技術トピックス - 大形工作機械のトピックス -
門形五面加工機 アタッチメントらくらくキャリブレーション機能
アタッチメントの「先端位置」は割出角度毎に、機械的な誤差・機械基礎変化などによる誤差が含まれます。精度よく加工を行うためには、定期的にその誤差を測定し、先端位置が合うよう校正をかける必要があります。
従来は、この測定を手動で行う必要があり、精度調整をお客様ご自身で行うことはできませんでした。この「らくらくキャリブレーション」は、タッチプローブと真球ゲージを使い、お客様ご自身で全自動での測定/校正を行って頂ける機能です。
測定の手順
所定位置に真球ゲージを設置し、測定を行う角度間隔を設定。求める精度・測定時間に応じて都度ご選択いただけます。
タッチプローブを付けて一回真球ゲージに近い位置まで持っていけば、自動で測定を行います。全自動なので、夜間に計測しておくことも可能です。
仕様
対応機種
- 門形五面加工機MVR-Ex
- 門形五面加工機MVR-Cx
- 門形五面加工機MVR-Hx
※「門形五面加工機MVR」では、個別号機により対応可否を検討いたしますので、ご相談をお願い致します。
対応アタッチメント:設定できる測定角度の間隔
- ライトアングルヘッド:15° 30° 45° 90°
- ユニバーサルヘッド:旋回軸30° 45° 90°,傾斜軸30° 45° 90°
セット内容
- タッチプローブ(レニショーRMP60)
- 真球ゲージ
- ソフト導入工事
※既にタッチプローブをお持ちの場合は、お持ちのものをご使用いただけます。
ご入用のお客様は、ぜひお近くの営業所まで、または下記お問い合わせページからお問い合わせください。